暑~い真夏のお昼ごはんと言えば……? やっぱり冷やし中華ですよね!
でも、なんだか最近マンネリ化。「同じ具ばっかりで飽きちゃった~」なんて家族から不満の声が上がる前に、冷やし中華のバリエーションを増やしませんか?
今回は、簡単なのに可愛くて、おなかもいっぱいになれる“冷やし中華”のレシピををご紹介します。
■短時間でカンタン豪華「ごまだれ花束冷やし中華」
今回ご紹介するのは、節約&かさ増しレシピでおなじみの料理研究家・みきママが考案した“ごまだれ花束冷やし中華”。ほとんど火を使わずに、切って盛り付けるだけで、いつもよりもグーンと豪華になっちゃうので、子どもたちも大喜びしてくれるはずです。
●材料(4人分)
・中華麺(生) 4玉
・きゅうり2本
・トマト(16等分する) 3個
・スライスハム12枚
・卵3個
・塩2つまみ
・サラダ油適量
●冷やし中華のつゆ(ごまだれ)
・熱湯200cc
・鶏がらスープの素 小さじ1
・醤油、砂糖 各大さじ6
・酢 大さじ5
・ごま油 大さじ1
・おろし生姜 小さじ1/2
・白いりごま 小さじ1
・練ごま(白) 大さじ5
●作り方
(1)ごまだれを作る
熱湯に“冷やし中華のつゆ”の調味料を順に入れる。練りごまは最後に少しずつ入れて溶かすことがポイント。できたら1時間くらい冷蔵庫で冷やします。
(2)薄焼きたまごでお花を作る
薄焼きたまごを4枚焼き、1枚を半分に切り、切った端から長めの長方形になるように3つ折にする。上半分を切らないようにして、下半分を端から5mm間隔に切れ目を入れて、長さを半分に切り、端からくるくると巻いて花のようにする。
※同様にして全部で8個作る。
(3)きゅうり、ハムで花や葉を作る
きゅうりは、ピーラーでスライスして巻く。ハムは、半分に折り、端から巻く。
(4)麺を茹でて、キンキンに冷やす
麺を茹でてザルにあげ、よく冷やし、さらにザルにあげて水けをよく切る。
(5)花束に盛り付ける!
麺をお皿に盛り、トマトや卵、きゅうり、ハムをトッピングしたらできあがり!
ごまだれを混ぜたり、(5)の盛り付け作業は子どもも一緒にできるので、楽しくお手伝いしてくれそうですね!
■「火を使わない料理」はココに注意!
火を使わずに簡単に作られる冷やし中華ですが、菌の専門家である近畿大学の坂上教授は、「食材に食中毒の原因となる菌が残っていて、それが調理する時にまな板につき、包丁にもうつることがあります。一見きれいに見えるまな板にも、顕微鏡で見ると無数の傷がついています。その隙間に、目には見えない食中毒菌が入るリスクが高いのです。」とコメント。
スポンジだけで洗っても菌が残る可能性があるため、まな板はしっかりと除菌することが大切なのだそうです。でも、まな板を除菌するには、熱湯をかけたり、漂白剤に漬け置きしたりとちょっと面倒ですよね。
そこで、みきママがおすすめしているのが“除菌ジョイ”のような除菌ができる台所用洗剤を使う方法。まな板は除菌ジョイをへらなどで伸ばして20分置くだけで、スポンジやふきんは次に使用する時までになじませておくだけで、除菌ができるので、忙しいママは上手に活用したいですよね。
いかがでしたか?
真夏は火を使うことが億劫になって、加熱調理が少なくなりますが、まな板などのキッチンアイテムはこまめに除菌して、食中毒を防いでいきましょうね!
【参考】