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3歳になるといろいろなものが食べられるようになり、お料理に使える食材の幅もぐんと広がりますよね。
でも、それと同時に気になるのが子どもが苦手な野菜。
NHKエデュケーショナルが運営する会員制情報サイト『すくコム』が会員向けに実施した「お子さんが苦手な食べ物」アンケートによると、代表的な苦手食べ物は以下の3種類だったそうです(2016年8月調べ・1,312件回答)。
(1)緑の野菜・葉物野菜
(2)トマト
(3)ピーマン
そこで今回は、これらの野菜をお子さんが食べられるようになる、味付けのヒントをご紹介します!
こうした野菜をカレーやハンバーグ、グラタンなどに混ぜ込むという手段は、もう多くのママさんたちが取っていることと思います。
今回ご紹介するのは「その野菜を認識しながらも、食べるチャレンジができる味付け」です。
その1:緑の野菜・葉物野菜の場合
緑の野菜でお子さんが口にする機会が多いものといえば、ホウレンソウやコマツナなどの葉物類。
さっと茹でて、適当な大きさにカットして、ナムルでいただきます。
味付けは
しょうゆ+ごま油+中華だし+ごま+にんにくペースト(ほんの少し)
を試してみてください。
ごま油や中華だしの風味がはっきりしているので、お子さんも食べやすいですよ。
ブロッコリーやアスパラガスは、お子さんが手で持って、おやつ感覚で食べられるように以下のようなディップを用意してみてください。
・マヨネーズ+ケチャップ
・マヨネーズ+にんにくペースト(味をみながら、量を調節してください)
・マヨネーズ+味噌
その2:ピーマンの場合
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ピーマンの苦味やちょっと固めの食感が苦手、というお子さんは多いと思います。
こうした場合は味付けだけでなく切り方も工夫してみてください。
繊維を断ち切るように切ると苦味や風味がよりはっきりするので、切り方は縦に、繊維を切らないように千切りにします。
味付けは
・ケチャップ+チーズ
で、小さめにカットしたトーストや餃子の皮などに、ケチャップ・千切りピーマン・チーズの順に乗せ、ミニピザを楽しみましょう。
ちなみに、調理をお子さんにも手伝ってもらうと、より「食べてみよう!」という気持ちも出てくるので一石二鳥です。
その3:トマトの場合
好きな野菜ランキングにもよく入っているのに、苦手な野菜ランキングにも入りがちなのがトマトです。
酸味やぐちゅっという食感、あるいは皮が苦手、というお子さんが多いようです。
そんなトマト向けの調味料はこちら。
・塩+こしょう+オリーブオイル+とろけるチーズ
一口大にカットしたトマトをチーズ以外の調味料で和え、耐熱皿に入れてとろけるチーズを乗せ、オーブントースターなどで焼いてください。
酸味がチーズでやわらぎ、加熱することで食感もやわらかくなり、生とは違うトマトになるので、お子さんも食べやすくなります。
今回は野菜の風味に合う調味料を用いた、“野菜の存在感”が少しある食べ方をご紹介しました。
3歳ぐらいになると、どうにかこうにかお料理に混ぜ込んだ野菜を「食べられたね!」と褒める方法より、ちゃんとどんなものを食べるのか、なんとなく認識しながら口に入れ、「食べられた!」と喜べるほうが、よりお子さんの食の経験として、いいものになると思います。
ぜひ試してみてくださいね。
【参考・画像】
※ 子どもが苦手な食べ物トップ3!アンケート調査結果と専門家の意見まとめ – すくコム(NHKインターナショナル)
※ Lopolo、Skumer / Shutterstock
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