スーパーへ行ってみると、大きな白菜1玉、立派なダイコン1本が“特売!”なんてシーンに出くわす機会の多い季節となりました。「でも、冷蔵庫に入りきらないしな……」と、あきらめてちょっと割高の半分にカットされた方を選ぶママも、多いのではないでしょうか?
実は、全部が全部、冷蔵庫に入れる必要はないんです。コツをおさえれば家の中で1ヶ月ぐらい保存できるものだって結構あります。
そこで、今回は“特売の時に心置くお得野菜を買うため”の野菜保存トリビアを、野菜ソムリエの筆者がお伝えします。
■実は“冷蔵庫いらず”で保存できる野菜5つ
場所選びのポイントとしては、北向きなど“日の当たらない”部屋を選んで以下のうように保存しましょう。
(1)白菜
一玉まるごと、数枚の新聞紙で包んだら根の部分を下にして立てかけておくだけでOKです。2~3週間は持ちます。
(2)ダイコン
泥つきのものだったらOK。葉は付け根ぎりぎりのところで切り落としてから、新聞紙で包んで、冷暗所で保存。2~3週間もちます。
(3)ネギ
泥つきのものだったらOK。新聞紙で包んで、冷暗所で立てて保存。2~3週間もちます。
(4)サツマイモ
泥つきのものだったらOK。段ボールに入れるか、新聞紙で包んだりして、冷暗所で保存すれば数か月持ちます。むしろ、冷蔵庫に入れると低温障害をおこし、傷みやすくなります。
洗ってあるものも、冷蔵庫には入れず、新聞紙などで包んで、冷暗所に置いて保存できますが、なるべく早めに食べましょう。
(5)キャベツ
外葉がついたまま、まるごとを新聞紙で包みビニール袋に入れたものを、芯を“下”にして、冷暗所で保存。1か月ほど持ちます。
■【番外編】冷蔵庫に入れないほうが美味しくなるフルーツ2つ
(1)バナナ
常温保存で、追熟させてから食べるフルーツなので、冷蔵庫には入れないで。また、13℃以下になると“追熟”が止まりって甘くならないので、リビングなど暖かいお部屋に置くのがオススメです。
(2)キウイ
こちらも、追熟させてから食べるフルーツ。冷蔵庫に入れないで、室温で追熟させて甘くしてから食べましょう。
まるごとで買っても、たくさん買っても、冷蔵庫に入れずとも保存できるのです。冷蔵庫に入るかどうかを考えなくていいので、特売日に多めに買って節約できそうですね。
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