現代の朝食は、バリエーション豊富。パンやごはんの他、お手軽に食べられて栄養も摂れる今話題のグラノーラなどシリアルもあるし、はたまた朝から麺類を食べている人も。
あなたのご家庭では、パン派?それとも、ごはん派でしょうか?
リビングくらしHOW研究所が全国の既婚女性1,051人に聞いた『朝食についてのアンケートまとめ』によれば、主食はパンと答えた家庭が57%強と半数以上。
ごはん派は23%と、パンよりだいぶ少ない数字でした。
「本当は、ごはん・味噌汁・焼き魚が理想だけど、共働きだとむずかしい」
「子育てで時間がないから、手軽なパンにしている」
と、理想はごはん派だけど、時間がなくてパン派というご家庭も多いよう。
でも実は、忙しい男性こそ、ごはん+お味噌汁の昔ながらの日本の朝食が断然おススメなのです!
■「ごはん+お味噌汁」の朝食がイイ理由
飲むと、ホッとした気持ちになる、だしの効いたあたたかなお味噌汁。
この朝一杯のお味噌汁は、こんなにイイ効果があるってご存知ですか?
(1)カラダが目覚める・・・カラダが温まり、代謝を助けるビタミンB群も含まれているので、カラダが目覚めます。
(2)味噌や出汁に含まれるアミノ酸・・・アミノ酸は脳の働きを助けてくれる効果が期待できます。シャキッとした脳で、仕事に取り掛かることができます。
(3)カロリーが低く、おなかもいっぱいに・・・野菜やこんにゃくなどをたくさん入れて、栄養豊富なお味噌汁に。外食が続き野菜不足気味なパパがにピッタリ。またダイエット中のパパにも、オススメです。
(4)胃に負担をかけず、栄養が摂れる・・・栄養を吸収しやすい汁物は、起きたばかりの胃に負担がかからないので、朝食に最適。
このようにお味噌汁としてのメリットの他に、発酵食品でもあるお味噌自体にも、がん予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、美容効果、脳の活性化、老化防止、など多くの栄養が含まれているのです。
こんなにカラダにいいことづくめのお味噌汁、家族全員の健康管理のためにも毎朝積極的に取り入れていきましょう。
お仕事を頑張ってくれているパパには、朝あったかいお味噌汁を出して「今日も仕事頑張って!」なんて一言を添えるだけで、ママ株はぐんとアップするハズ。
■味噌汁の「好きな具の組み合わせ」は?
かねじょうみその日本味噌株式会社が5,000人を対象に行ったアンケート『味噌汁の好きな具の組み合わせ』によれば、Best5は以下の通り。
1位「豆腐+わかめ」
2位「わかめ+じゃがいも」
3位「豆腐+油あげ」
4位「豆腐+なめこ」
5位「豆腐+長ねぎ」
豆腐や油揚げといった、大豆製品は、良質なたんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンEなどを含んでいて、栄養満点。
また、免疫力を高め、風邪を予防するネギ、粘膜を保護し保湿する効果があり、肝臓や腎臓の機能も高めて二日酔いも解消するとされているなめこがランクインしています。
これらの具材、栄養価が高いだけでなく、「火が通りやすい」という、ママも助かるポイントが。
忙しい朝は、10分ほどで手軽にお味噌汁を作りたいもの。
「火が通りやすい」具材が、好きな具材でランクインしているのは、ちょっと嬉しいですね。
いかがでしたか?
朝食はパンがほとんど、といった人も、子供やパパの栄養管理を考えて、お味噌汁の朝食を作ってみませんか?
朝はバタバタで準備の時間がないという方は、具材だけを夕食時に切ってタッパーなどに入れてまとめておいて、朝起きたらお味噌汁に入れるだけにするとぐんと楽になります。根菜類は少し煮る時間がかかるので、夜のうちに煮ておくとよいでしょう。
このように前の夜に具材の下準備をして、ご飯もタイマーで朝炊き上がるようにしておけば、5分ほどでご飯とお味噌汁の朝食の用意ができてしまいます。
ママの愛情と料理時間は関係ナシ! 時短だって愛情を100%注げば美味しくて家族がほっこり笑顔になれるお味噌汁が作れるのです。
お味噌汁で、脳にも目覚めの良い朝をぜひスタートしてみてくださいね!
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【参考】
※ 「朝食についてのアンケート」まとめ – リビングくらしHOW研究所
※ みそ豆知識「みそ汁で一番好きな具は」 – かねじょうみその日本味噌株式会社