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食欲旺盛な子どもにとって、ご飯以上に好きなものと言えばおやつ! 子どもの頃、外遊びから帰ってきておなかをペコペコにしながら、今日はおやつなんだろう?とワクワクする気持は誰しも記憶があるのでは?
ホットケーキやドーナツ、クッキーなどは、大人になった今でも大好きなおやつですね。
実はおやつは単に“おなかを満たす”としてではなく、食の一部として大切なものということをご存じですか?
小腹がすくと、ついつい市販のスナック菓子や甘いお菓子を食べてしまいがちですが、まだ小さいうちからしょっぱいものや甘過ぎるものを食べていると、その味を舌で覚えてしまい、成長の過程で味覚が偏っていくキケンがあります。
今日は、野菜ソムリエの筆者が体に優しい“子育ておやつ”として、手作りおやつに使いたい冬の優れモノ食材を3つご紹介します。
■おやつにおススメ!「素材の甘みを活かす」冬の食材3選
(1)カボチャ 「ふわふわカボチャクッキー」
【材料】
・カボチャ・・・100~120g(カボチャの水分が多いものは少なめにしてください)
・薄力粉・・・200g
・ベーキングパウダー・・・小さじ1
・オリーブオイル・・・大さじ1
・ハチミツ・・・大さじ2~3
・塩・・・ひとつまみ
【作り方】
1.カボチャは薄くスライスして、レンジでチンする。
2.袋に、1のカボチャを入れて潰し、そこへ他の材料をすべて加えて、もみながら混ぜ合わせる。
3.打ち粉をした台で、めん棒で厚さ2~3mmに伸ばし、好みの型で抜く。
4.180℃に予熱したオーブンで、約10~12分焼いたらできあがり!
卵もバターも使わないので、アレルギーがあっても大丈夫。カボチャの甘味がしっかり感じられる、ふんわりクッキーです。
【栄養価】
言わずと知れた、栄養価の高い緑黄色野菜。ビタミンB1、B2、C、カルシウムや鉄分のほか、β-カロテンはひときわ目を引く含有量の多さです。β-カロテンは免疫力を高める働きがあるので、風邪予防にピッタリ。
(2)さつまいも 「石垣もち」
【材料】
・さつまいも・・・中1本(150gくらい)
・薄力粉・・・160~180g
・水・・・100cc
・砂糖・・・大さじ1
・塩・・・ひとつまみ
【作り方】
1.さつまいもは、皮をむいて1cmの角切りにし、塩水につけておく
2.薄力粉、塩、水を混ぜ合わせて生地をつくり、水を切った1のさつまいもを加えて、混ぜ合わせる。
3.蒸し器にクッキングシートを敷き、生地を8等分に、くっつかないように並べる。
4.ふたに布巾をし、強火で20分ほど蒸したらできあがり!
石垣もちは、九州の昔ながらのおやつ。シンプルで簡単なのに、腹持ちもよくとびきりおいしいのでお子さんにピッタリ!
【栄養価】
サツマイモは、便秘予防のセルロースやペクチンといった食物繊維が、とても豊富なのが特徴。また、ビタミンCはリンゴの10倍も含まれていて、風邪予防にも効果的です。
「若返りのビタミン」と言われる、ビタミンEや、他にも、多くのビタミン・ミネラルが含まれており、高機能・低カロリーの美容にも効果的なお野菜です。
(3)リンゴ 「簡単アップルパイ」
【材料】
・リンゴ・・・1/4ぐらい
・餃子の皮・・・6枚ぐらい
・砂糖・・・小さじ1~お好みで
・レモン汁・・・少々
・バター・・・適量
【作り方】
1.荒みじん切りしたリンゴを耐熱容器に入れ、砂糖とレモン汁をふりかけ、ざっと混ぜたら、レンジで40秒ほどチン。
2.餃子の皮に1を乗せ、包んだら、バターを溶かしたフライパンで、両面がこんがりするまで、弱火で焼く。
ママ用には、シナモンを入れてもOK。ポイントは、包むリンゴは少なめに。薄い方が、焼きやすく、お子さんも食べやすいですよ。
【栄養価】
リンゴは、食物繊維のペクチンが豊富。また、利尿作用・むくみ防止のカリウムや、抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれています。酸味成分のリンゴ酸やクエン酸は、疲労回復に効果がありますよ。
いかがでしたか?
日々、成長している子どもたちは、たくさんの栄養が必要。でも胃が小さく、一度の食事で十分な栄養が取れないため、おやつでエネルギー補給をしています。
おやつは「補食」として、おにぎりやふかしイモなど、なるべく栄養価の高いおやつをあげたいですね。今日ご紹介した手作りおやつ、ぜひ試してみてくださいね!
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